- 石川丈山について
- history
石川丈山(1583年~1672年)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将・文人です。祖先は、源義家の第六子義時と伝えられ、曾祖父以来、徳川家に仕える譜代の家臣の家柄と言われています。
1600年(慶長5年)丈山が18歳の時には関ヶ原の戦いに赴き、家康公に対し忠誠心を持って勤めていたと伝えられています。
1615年(慶長20年)丈山が33歳の時の大坂夏の陣を最後に武士を隠退し、隠退後は主に朱子学を極め、禅を学んだと伝えられ、その後紀州の浅野侯に仕えた後、広島へ仕官したと伝えられています。
広島を去った後、1641年(寛永18年)丈山が59歳の時に詩仙堂を造営。90歳で没するまでの約30年間、悠々自適の生活を送り、漢詩や書、作庭に励んだと伝えられています。